アイボリーケヅメリクガメをお迎えしましたので報告です。
リューシスティックという白変種個体で、アルビノとの違いも記載していきます。
お迎え報告|アイボリーケヅメリクガメ

名前 | コツ |
種類 | アイボリーケヅメリクガメ(リューシスティック) |
性別 | 不明 |
お迎え | 2020年4月 |
体重 | 138g |
甲長 | 8.3㎝ |
性格 | 好奇心旺盛なビビり |
病歴 | なし |

お迎えしてからの成長はこちらで見守りください▼
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コツの魅力
白いからだ

通常のケヅメリクガメとは違い、白い体が特徴的です。
アルビノではなく、リューシスティックといわれる白変種個体です。
そのため、目も黒く視力もしっかりしていて食欲も抜群です。

完全に真っ白というわけではないため、アイボリー。
淡色なところが見ていてほっこりします。

よくバスキングをしていますが、光に当たると一段ときれいに見えます。
甲羅にある一本線

甲羅に一本の線が伸びているのが見えますでしょうか。
一部分だけ色素が働いており、おそらく成長していくにつれて伸びていくと思われます。
特徴でもあり、成長を見るものさしにも便利そうです。
ケヅメリクガメとは
ケヅメリクガメとは、世界で3番目に大きくなる大型のリクガメです。
長甲60〜80㎝、体重50〜90㎏ほどまで成長します。
アイボリーは通常個体より成長が遅くサイズも小さめと言われますが、とはいえそんな大きくなるリクガメをお迎えして大丈夫?と思いますよね。
私も思いますが大丈夫です。なんとかします。
まずは大きなベランダのある家に引っ越そうとか、さらに大きい庭がある家を求めて地方移住しちゃおうとか、
これからのリクガメライフを設計しながらワクワクしております。
これから生活がどう変化していくか見守っていただだけますと幸いです。

ケヅメリクガメの生態についてまとめた記事はこちらです▼
お迎えのきっかけ
イベントで出会い、一度は断念

ジャパンレプタイルズショー2020(冬レプ)で見かけたのがきっかけでした。
あまりにもキレイでかわいい姿に圧倒され腹をくくって買いますと言ったものの、
桁をひとつ読み間違えていてお迎えを断念するという大変恥ずかしい出来事があり、
一度は断念することになりました…。
忘れられず2ヶ月後にお迎えを決意
お迎えを断念してから2ヶ月間、ずっと忘れられずもやもやした日々を過ごしてました。
きっと運命の出会いだったんだろうと意を決してショップさんへ連絡し、今度こそ無事お迎えすることができました。
売れずに残ってくれていたのも何かの縁だったと思っています。
アルビノとアイボリーの違い
アルビノとアイボリーは、容姿が似ているためよく混同されますが遺伝学的に全く異なるものです。
メラニン色素の異常や特殊遺伝よって生じる変色個体は複数パターンあります。
こういった遺伝学は調べれば調べるほど諸説ありますが、ここでは私が理解した範囲でまとめます。
アルビノ(アメラニスティック)
アルビノとはアメラニスティックとも呼ばれており、黒色のメラニン色素が欠損した変色個体のことをいいます。
動物の体色は黒色のメラニン色素が中心となっているため、アルビノ個体は色が生産されず体色が白くなります。
目の瞳孔も血管が透けて見えることで赤目かつ弱視となります。
アイボリー(リューシスティック)
アイボリーケヅメリクガメの“アイボリー”とは体色を指しており、品種としてはリューシスティック(白変種)と呼ばれるものです。
リューシスティックとは、メラニン色素など遺伝情報は正常であるにも関わらず、あえて色を生産せず体を白色にしている個体のことをいいます。そのため目は黒く視力も正常です。
他の代表的な動物だと、ホワイトライオンやホワイトタイガーもそれに当たります。
諸説では、氷河期を生き抜くための保護色としての遺伝子が脈々と受け継がれてきて、何かの条件で現代でも稀に発生することがあるといわれています。
その他 変色個体
- 黄色のメラニン色素が欠乏した変色個体を「アザンティック」
- 赤色のメラニン色素が欠乏した変色個体を「アネリスティック」
と呼ぶ。
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