リクガメのケージをDIY|木製で完全防水仕様の制作について紹介

リクガメの飼育方法

リクガメのケージはどんなものを使っていますか?

「メーカー販売品」「オーダー品」「自分でDIY」など、いろんな方法があります。

私は今回、自分でケージをDIYしましたので紹介しようと思います。

見た目は木製、内側は完全防水仕様となっています。

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飼育ケージをDIYしたきっかけ

メーカー販売のプラスチックケージからスタート

リクガメを飼いはじめた頃は、メーカー販売されている爬虫類ケージを使用していました。

作りがしっかりしていて、組み立てるだけで使用できてとても便利です。

が、思ったんです。

ガラスと黒いプラスチックのこの塊は自分のライフスタイルに溶け込まないんじゃないか。

もっと部屋に馴染むようなケージに変えたいなあ、と。

ケージ制作をオーダーしてみた

つぎに、フリマアプリからケージ制作のオーダーさせていただきました。

OSB合板の木目柄がおしゃれで、部屋の景観にも馴染みすごく気に入りました。

日々の飼育もより一層楽しくなります。

しかし、使用6ヶ月くらいで床面の防水コンパネ部分が傷んできてしまいました

黄色で塗装されている部分がシワになっているのがわかるでしょうか。

裏面まで腐ってしまいました。

インドホシガメの多湿環境で管理していたせいか、コンパネの耐水レベルを超えてしまったことが考えられます。

木製ケージのメリット・デメリットはこんな感じでしょうか。

メリットおしゃれ、加湿管理がしやすい
デメリット耐水寿命が短い

木製で完全防水仕様のケージ制作を紹介

そして今回、防水性の高い木製ケージを自分でDIYしましたので紹介します。

「見た目は木製でおしゃれに、内側は完全防水で高機能」がコンセプトです。

アルミ複合板を内全面に設置することで高い防水性を狙っています。

では、DIYの作業を紹介していきます。

木材を購入

まずは、ホームセンターでOSB合板を購入

作る大きさに合わせてオーダーカットもしてもらっています。

耐性を考慮し、厚みは12㎜がいいでしょう。

OSB版はインターネットでも購入できますが、単品だとどうしても価格や送料が割高なので費用を抑えたい方はホームセンターでの購入をオススメします。

天井板の加工

天井に使用する板は、裏面に添え木をつけます。

ライトスタンドなど器具を取り付ける用で、幅は24㎜×24㎜くらいが丁度いいです。

太すぎるとクリップで挟みにくくなりますので注意してください。

つぎに表面、換気穴を開けます。

ホシガメのホシと掛けて、星形に穴を開けていきます。

以前ケージをオーダーした際のデザインが気に入り、パクっ…参考にさせていただいています。

ここで私が使用している工具は、BOSCHのコードレス電動ドライバーです。

ちょっとしたDIYを楽しむ分には十分で、スマートなデザインがお気に入りです。

さらにトルクとドリルのアダプターがあれば、機能を強化してくれて不自由なくDIYを楽しむことができます。

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ドリル先の刃はこちらの15㎜のボアビットを使用してます。

ボアビットは、穴を削り抜くのではなく擦り開けるイメージで、木材になめらかな穴をつくることができるのでオススメです。

このあと35㎜の穴も開けるので、このようなセットで持っておくと便利です。

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囲いを組み立て

側面に使用する板には器具のコードを通す穴をあけます。

こちらは天井穴より少し大きめの35㎜のボアビットを使用しています。

天井板以外の木材を組み立てました。

アルミ複合板を貼り付ける

つぎに、内側を防水仕様にするためにアルミ複合板を貼り付けていきます。

アルミ板複合版は、看板などに使われる素材で強度も防水性も抜群です。

私の場合、比較的軽量で安価なアルリーダーという種類を愛用しています。

Amazonや楽天市場では割高なので、こちらの販売センターからサイズオーダーして購入しています。

アルリーダー|アルミ複合板 販売センター
アルリーダーはアルポリックPCシリーズの特徴を引き継ぎつつ、アルミを極限まで薄くすることで、よりお求め安くなった製品です。

コード穴に合わせて穴を開ける際はこちらのメタルホルソーを使用しています。

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継ぎ目をシリコンでコーティングする際は、こちらのバスボンドを使用しています。

マスキングテープやヘラも同封されており、1ケージに丁度良い量です。

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コーティングしたらシリコンを固めるのに1日放置し、乾いたらマスキングテープを剥がします。

天井を取り付けて完成

最後に天井を取り付けて、

正面にレールとアクリル版をはめこんで、器具や床材をセッティングして完成です。

レールはホームセンターで安く購入し、アクリルはA3サイズを2枚購入しカットして使用しています。

厚み2㎜だと冬にケージ内の温度が下がりやすいため、3㎜のものをオススメします。

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内面を黒くしたので、コントラストが出て映えますね。

日陰エリアはより暗くなるので、リクガメもよりリラックスできると思います。

手間暇かけて自分で作ってみるとケージにも愛着が湧き、飼育がもっと楽しくなりますので参考にしてみてください。

DIY費用

  • OSB版+オーダーカット:¥3,000前後
  • アルミ複合板+オーダーカット:¥8,000前後
  • アクリル版:¥5,000前後
  • その他ネジやシリコンなど材料:¥2,000前後

合計 ¥18,000前後

工具が揃ってればこれくらいの費用で制作できちゃいます。

工具が無い場合は初期投資としてもう少し費用は掛かってしまいますが、ケージ以外のDIYにも活用できるので揃えてみるのもオススメです。

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