爪の伸びすぎはNG?リクガメの爪切りの必要性と方法を紹介

リクガメの病気

リクガメの爪は伸びすぎていませんか?

爪が長すぎると、関節痛や歩行障害などの原因になってしまいます。

この記事では、リクガメの爪切りの必要性と方法について説明していきます。

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爪の伸びすぎは歩行障害の原因に

こちらの写真は、私が飼育しているインドホシガメです。

後ろ足の爪が長く、重心がかかとに集中しているのがわかりますでしょうか。

屋内やケージでリクガメを飼育していると柔らかい床材上での生活となるため、どうしても爪が必要以上に伸びてしまいます。

この状態が続いてしまうと四肢の関節痛や歩行障害の原因になってしまうため、伸びた爪を切ってあげるなどのメンテナンスが必要になります。

とくにインドホシガメは爪が伸びやすく、関節を痛めて甲羅を持ち上げて歩くことができなくなってしまうケースもあるため注意しましょう。

爪を切る方法 3選

爪を切る方法は、3つあります。

  1. 飼育者自身による実施
  2. 動物病院へ依頼
  3. 爬虫類ショップへ依頼

自身での実施に不安を感じるなら、動物病院へ依頼されることをオススメします。

深爪すると血が出てしまうこともあるため、獣医やプロに依頼すると安心ですね。

爪切りを対応してくれるかどうか事前に確認・予約をするようにしましょう。

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爪切りの様子を紹介

私の場合、自分で切ってあげています。

では、写真で紹介したリクガメの爪を切っている様子を紹介します。

用意するもの

  • ペット用爪切り または 人間用爪切り
  • 出血した際に使用する止血剤や軟膏、ガーゼなど

爪切りは、ペット用でも人間用でも使いやすいものを用意してください。

私の場合、飼育しているリクガメがあまり大きくないこともあり100円均一の爪切りを利用しています。

例えばケヅメリクガメなど大きいサイズのリクガメは爪も固く太いため、ペンチなど強力な工具が必要になります。

止血剤は、出血してしまった際に用意できていると安心です。

犬猫といったペット用の粉末状のものがありますので、出血してしまった際に止血剤をふりかけたガーゼを傷口へ当ててあげるよう使用します。

爪の構成と注意点

リクガメの爪に光を当ててよく観察すると、色が濃い部分と薄い部分があります。

色が濃い部分には神経と血管が通っており、そこを避けるように爪を切る必要があります。

色が薄い部分が 1〜2㎜ 残ように爪を切ると良いでしょう。

実際に爪を切っていく

まずは器などにセッティングします。

暴れないよう体と足をしっかり抑えます。

強く押さえたりつまみ過ぎると骨へのダメージも大きいため注意してください。

前足から切り始めると視界に入るからか暴れてしまうため、後ろ足から切るようにしています。

また、体を持って浮かせると暴れやすいため、後ろ足の爪を切るときは浮かせないようにしています。

切りたい箇所を軽く挟んで固定し、確認してからパチンと一気に切るのがコツです。

両方の後ろ足を切り終えました。こんな感じです。

続けて前足。

反対側も。

爪切り完了です。

慣れれば5分程度で終わります。

爪切り前に比べ、かかとに集中していた重心が足の裏全体に分散したのがわかります。

爪が伸びてきたと感じたら切ってあげたり、月に1回程度メンテナンスできるとベストです。

おまけ

ムタのかいぬし
ムタのかいぬし

テン、モデルありがとう。

歩きやすくなった??

テン
テン

お前嫌い。

ムタのかいぬし
ムタのかいぬし

そう、爪を切ったあとは嫌われたように感じるのです…。

テン
テン

お前なんかあっちいってろ。

ムタのかいぬし
ムタのかいぬし

なに食べたら許してくれる?

アフターケアもしっかりしましょう!笑

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