どうやって多湿管理するの?爬虫類飼育における多湿環境のつくり方

リクガメの飼育方法

爬虫類の湿度環境はどのように管理してますか?

多湿を好む生体を飼育していると、多湿管理が難しかったり大変ですよね。

本記事では、私が実施してきた多湿管理方法を3紹介します。

多湿管理でお困りの方に少しでも参考になればと思います。

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霧吹き

1つめは、一番オーソドックスな方法の「霧吹き」です。

メリット湿度を上げたいエリアを狙い、手動で確実に実施できる
デメリット手動だけに数時間毎にこまめな実施が必要

さまざまな霧吹きを使用してきましたが、中でも「Zicraのゼータスプレー」をおすすめします。

細かなミストを連続噴射することができ、生体を刺激することなく加湿が可能な優れものです。

このタイプの霧吹きは、化粧水の噴霧や美容室でも利用されていたりします。

ワンプッシュした後も約1秒間くらいミストが噴射し続けてくれるため、通常の霧吹きより手の負担が少なくとても便利でびっくりしました。

爬虫類を飼育する上で霧吹きは必需品かと思いますので、1台持っていても損はありません。

さまざまな生き物のイラストやカラフルなバリエーションもありますので、好みのものを選んでみてはいかがでしょうか。

ジクラ 霧吹き ミストスプレー エメラルドグリーン
ジクラ

濡れタオル干し

2つめは、インフルエンザ対策でも有名な「濡れタオルです。

水に浸しながら保温球で温め、加湿効果を循環させることでより効果的になります。

天井が金網タイプのケージであれば、濡れタオルで蓋をするのも効果的です。

容器もタオルも安価で入手でき、タオルはマイクロファイバー製のものを使うと気化率がアップします。

メリット床面を濡らして生体の体温を下げることなく、空気中の加湿をすることができる
デメリット日々の水換え作業や定期的なタオルの交換などこまめなメンテナンスが必要

加湿器

今回とくにオススメしたいのは爬虫類飼育用の加湿器です。

私のかわりに自動かつ一定に加湿してくれるため、とにかく管理が楽になります。

必要なのは “1日1回の給水作業” と “週1回のクリーニング” だけです。

結果今まで霧吹きなど湿度管理に割いていた時間が削減され、時間に余裕がうまれました。

コーヒーを1杯飲むもよし、生体をぼーっと眺めるもよしです。

メリット自動で加湿してくれるためとにかく管理が楽。時間に余裕がうまれる。
デメリット他に比べて少しだけ高価。最低限週1回のメンテナンスは必要

カビや細菌をばらまいてしまわないよう最低限週1回のメンテナンスは必要です。クエン酸や中性洗剤で洗うなど衛生面には注意してください。

ムタのかいぬし
ムタのかいぬし

外出中は霧吹きができないため不安でしたが、加湿器があれば安心して家を空けられるようになりました。

Fog(ゼンスイ株式会社)

コチラ爬虫類用加湿器「Fog(ゼンスイ株式会社)」を使用しています。

しかしFogの場合、Amazonなどの大手ネットショップに出回ることも少なく、運良く専門ショップの入荷タイミングを狙うなど少し入手困難な状態です。

ここでは、Fogと同等のクオリティで入手もしやすい爬虫類用加湿器も合わせて紹介します。

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ゼンスイ
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ムタのかいぬし
ムタのかいぬし

こちらはFogより価格も低く入手しやすい加湿器になります。

Fogのかわりに試用している飼育者さんも多く、不具合なく使用されているため試しに使ってみるのも手です。

エコ加湿器

電気を使用しない自然気化式の「エコ加湿器」というものもあります。

Fogのような超音波式加湿器と比べると加湿力は劣るため、乾燥が厳しい冬場はFog、湿度を保ちやすい夏場はエコ加湿器を使用するのが良いと思い間ます。

エコ加湿器については、こちらの別記事でこまかくレビューしてますのでご参考ください▼

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