
どうも、ムタのかいぬしです。
先日、私が飼育しているギリシャリクガメのナキを紹介しましたが、
ギリシャリクガメの特徴と飼育方法についてもまとめてみようと思います。
ギリシャリクガメってどんなリクガメ?
名前 | 和名:ギリシャリクガメ |
英名:Greek tortoise | |
学名:Testudo graeca | |
分類 | 爬虫綱カメ目潜頚亜目リクガメ上科リクガメ科リクガメ亜科チュチュウカイリクガメ属 |
生息地 | アジア南部~西部、地中海を囲むヨーロッパ南部とアフリカ北部~東部 |
サイズ | オス♂:20㎝前後、メス♀:30㎝前後 |
食性 | 植物食つよめ(脂質やたんぱく質を少なめに) |
寿命 | 30~50年 |
飼育難易度 | ★☆☆☆☆ 丈夫で飼育しやすいリクガメ! |
ギリシャリクガメの魅力
ギリシャ織りのような甲羅模様
ギリシャリクガメは、ギリシャ織りのモザイク模様にみえる斑模様の甲羅が名前の由来となっています。
国の名称が由来ではなかったんですね。
丈夫で飼育がしやすい
極度な乾燥や寒さにさえ気をつければ、とても丈夫で飼育がしやすい種類のリクガメです。
数多くの亜種も存在しますが、大きく飼育環境が異なることもありません。
亜種
⬇︎⬇︎⬇︎ わかりやすい画像があったので、海外のサイトから引用します ⬇︎⬇︎⬇︎
https://www.hermannihaven.com/extras
ギリシャリクガメには17種類ほどの亜種が存在し、研究者の間でも多くの諸説があり一概にまとめられない状態です。
亜種など生態の情報は、分布地である海外で活発に研究が進んでいることが多いため、こういった海外サイトを参照することもオススメします。
そんな中、私なりに甲羅の色味でオススメを挙げてみましたので、好みに合わせて参考にしてみてください。
- 暗めが好みの方へオススメ!
➡︎ 基亜種ムーアギリシャリクガメ(コントラスト強めから、成長に伴い黒系の暗めに変化) - 明るめが好みの方へオススメ!
➡︎ アラブギリシャリクガメ!(黄色強め、斑模様少なめ)
飼育方法
リクガメを飼育するためには最低限これらの飼育用品が必要になります。
リクガメの種類によって、好む温度や湿度、食性も変化しますので、その個体によって飼育環境を整えましょう。
① ケージ
② 床材
③ ライト(紫外線ライト/保温球)
④ その他飼育用品(温湿度計や水入れ など)
① ケージ
体の大きさに合わせて、十分に動き回ることができる大きさのケージが必要です。
[〜20㎝くらいのサイズの場合]
最低でも横幅60㎝くらいのケージがほしいところです。
[20㎝〜以上のサイズの場合]
横幅60㎝ほどでは狭く動き回ることが困難となります。
最低でも横幅80㎝や1.2mなど大きなケージを用意すると良いでしょう。
大きいサイズでは販売数も少なく、かつ高額である場合が多いためDIYすることもひとつの手段ですよ。
うちでは横幅1mのケージをDIYして飼育していたりします。
② 床材
ヤシガラの使用をオススメします。
ギリシャリクガメは潜って身を守る習性が強いため、柔らかくて潜りやすく、保湿にも乾燥にも優れているヤシガラが良いと考えます。
必要湿度は40~50%ほどで、適度な霧吹きをすると良いでしょう。(幼体は60%ほど)
他には、
天然くるみ殻からできており誤飲しても安心なウォールナッツサンドもオススメです。
③ ライト
砂漠環境など強めの紫外線(UVB)がライトを使用しましょう。
・紫外線も保温もできるライトもオススメです。
・強めの紫外線ライト
・夜間用の保温球
リクガメは赤色のライトは認識しづらく、夜間の光によるストレスを緩和することができます。
④ 水場
このように、水を飲むことも多いため水場を用意し、毎日水替えを行いましょう。
ダイソーにもある銀トレーでも、用品でも、
登れる高さや大きさなど、その生体に合ったものを選ぶことがポイントです。
⑤ その他用品
他にも、飼育管理に便利な用品もありますのでご参考ください。
・身を隠すためのシェルター(サイズも豊富です)
・温度計と湿度計
・温度管理に便利なタイマーサーモ
・床面を温め代謝を上げることができるパネルヒーター
まとめ
・チチュウカイリクガメ属
・ギリシャ織りのような模様の甲羅が魅力的
・丈夫で飼育しやすいリクガメ
・多くの亜種が存在し、好みにあった種類を楽しむことができる
・乾燥環境に合った強めの紫外線ライトや床材を選ぶ
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