2021/1/3(日)の身体測定結果です。
わが家では、月初の日曜日に飼育しているリクガメの身体測定を行っています。
体重や甲長、成長速度、様子など参考にしてください。

1月のイラストは「丑年」がモチーフです。今年もよろしくお願いいたします。
2021年初の身体測定と、去年の成長を振り返りつつ今年の成長目標も記載していきます。
インドホシガメ「ムタ」の身体測定
ムタの体重・甲長測定

肺炎を乗り越え、今年こそ100g突破を目指してゆっくり成長中

インドホシガメベビーのムタは去年40gでスタートし、鼻炎と肺炎を乗り越えて今では70g近く(+30g)まで成長することができました。
今では放っておいてもモリモリごはんを食べてくれるようになりました。
こんなに小さい体で回復してくれたことに感謝して、今年もかいぬしとして飼育経験を積んでいきたい思います。
他の子に比べて成長速度はゆっくりですが、せかさず焦らずムタのペースを尊重してサポートしていけるように努めます。

ムタの2021年成長目標は、去年に引き続き「目指せ100g!」
▼ 当初、肺炎についてまとめた下記の記事もあります。
時間も経ちさらに多くのトライ&エラーを繰り返してきましたので、今年は納得できるまで快復を感じたタイミングでリライトしようと思います。
その際は、少しでもリクガメ飼育の参考になれば幸いです。
インドホシガメ「テン♂」の身体測定
テン♂の体重・甲長測定

オス♂と判明し、先輩カメに追いつけ追い越せとゆるやかに成長中

去年は80gから260g(+180g)まで成長し、性別がオス♂であることが判明したインドホシガメのテン。
200gまでは勢いよく元気に成長し、オス♂の生殖器が出はじめてからゆるやかな成長に変化しました。
食事以外の時間は寝ていることが多くなり、リクガメの思春期のように感じています。笑
次に紹介するもう一回り大きなインドホシガメのサジ♂にも同じような時期があったため、オスの成長には同じような緩急の波があるのかもしれません。

テン♂の2021年成長目標は「同種サジ♂の成長を抜くこと!」
成長に競走もなにもありませんが、インドホシガメのオス♂同志で元気に過ごしてもらえればと思います。
今は問題なさそうですが、喧嘩するようならケージを分けることも視野に置いて…。
▼ こちらは、テン♂の性別が判明したときに作成した「リクガメの性別見分け方」の記事になります。
200g前後のリクガメを飼育されている方の参考になればうれしいです。
インドホシガメ「サジ♂」の身体測定
サジ♂の体重・甲長測定

異常なし!元気満々!体重停滞から脱出せよ

去年は210gでスタートし途中300gを越えるも、最近は280g付近(+60g)をうろうろと停滞しているインドホシガメのサジ♂です。
同種テン♂と同じように、2020年後半は成長がゆるやかになり寝ている時間が多い時期がありました。
が、最近はまた動き回ることが多くなり、写真のようにケージのアクリルが汚れ切るまでガタガタガリガリ暴れ回っています。

サジ♂の2021年成長目標は「同種テン♂の成長を突き放す!」
そう、要は2頭とも元気に成長してほしいのです。
最終的には、次に紹介する同種スイ♀とペアになれるくらいのサイズまで成長してほしいところ…。
▼ こちらは、体重の減少・停滞から寄生虫など病気を疑い動物病院へ受診した際の記事です。
結果、異常はありませんでしたが、停滞が続くようなら定期的に診てもらいながら模索していこうと思います。
インドホシガメ「スイ♀」の身体測定
スイ♀の体重・甲長測定

まだ早いけど、抱卵についての勉強もスタート

去年3月に220gでお迎えしたインドホシガメのスイ♀は、745g(+525g)までのわが家で一番の成長を見せてくれました。
700gから成長は少しだけゆるやかになりつつも、今年も変わらずに成長してくれています。
前の段落で紹介した同種のオス♂たちとは違って、メスの成長力の強さを感じますね。
お迎え当時から左の後脚が欠けているスイ♀ですが、元気に成長する姿を見るとその生命力に魅力と元気を分けてもらえます。

スイ♀の2021年成長目標は「目指せ1kg!」
高望みはしません。2021年はゆっくり高質に成長してくれれば良いです。
さすがに今年じゃ抱卵は早いと思いますが、今後詰まりなど起こさないために卵についての知識もつけていこうと思います。
▼ スイ♀をお迎えした当時の紹介記事です。
脚の様子や、お迎え時のCITES手続きについても参考になればと思います。
ギリシャリクガメ「ナキ」の身体測定
ナキの体重・甲長測定

2021年もトラブルなく一緒に成長していきましょう

去年は30gでスタートし、1年で100g(+70g)を突破したギリシャリクガメのナキ。
インドホシガメと違って、なんのトラブルもなく過ごすことができました。
偏食もなく、フードよりも葉っぱの食いつきが良くて助かってます。
インドホシガメと違って。

ナキの2021年成長目標は「甲羅をキレイに!」
順調に成長しているナキですが、若干甲羅の凹凸が目立つようになってきました。
乾燥系リクガメといえど湿度は50%~60%で管理していたので、エサによる栄養過多と水分不足が原因かと考えています。
サニーレタスなど水分量が多い葉っぱよりも栄養価が高い小松菜などを選んで食べてしまうので、日によって水分系だけの日をつくってみるとか。
甲羅がボコついたから愛せないのかと言われると全くそうではありませんが、甲羅はカメの象徴でもあり健康の証でもあるのでなるべく綺麗な曲線を描くように育ててあげたいなと思います。
トラブルはなかったとはいえ、大事に慎重に育てていけるように努めます。
アイボリーケヅメリクガメ「コツ」の身体測定
コツの体重・甲長測定

ゆるやかな成長に挑戦中

去年1月に140gでお迎えし、720g(+580g)まで成長したアイボリーケヅメリクガメのコツ。
アイボリー種って通常種より成長速度が遅めとか聞きますが、この子は通常種並みに成長してくれてるみたいです。

コツの2021年成長目標は「もう少しゆるやかな成長に!」
ケヅメリクガメってエサを与えれば与えるだけ食べて急成長してしまい、甲羅や骨がスカスカに…なんでこともあるんですよね。
私も去年は栄養価が高い野菜を与えすぎたのかなと反省し、今年は野生下での主食「イネ科の植物」を中心にゆるやかで高質な成長を心がけようと思います。
さっそく牧草(チモシー)を与えてみたりしてますが嫌がられたり苦戦中です。笑
生の牧草にしてみたり、水分不足にもならないよう気をつけながら模索していきます。
▼ こちらはお迎え当時の紹介記事です。
この子はアルビノ種ではなくリューシスティックという白変種だったり記載してますので、興味があればご参照ください。
では、2021年もどうぞよろしくお願いいたします。
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