リクガメにエサを与えるとき、こんな悩みはありませんか?
- カメがエサの上に乗っちゃう
- エサにウンチやおしっこをしちゃう
- 盛大にエサを散らかしちゃう
柵がついた餌皿を使用すれば解決できるかもしれません。
この記事では「平らなエサ皿(平皿)」と「柵がついたエサ皿(柵皿)」での食事の様子を比較し、それぞれの飼育環境に合った餌皿について考えていきます。
エサ皿で悩んでいる方に少しでも参考になればうれしいです。
「平皿」とエサ皿の悩み
平皿の「良い点」

リクガメのエサ皿といえば、平らなタイプ(以下平皿)が一般的です。
写真はわが家で使用してきた平皿で、中には雑貨屋で購入した遊び心あるものから100円均一のトレーまであり、さまざまな種類が販売されていることがわかるかと思います。
中でも用品メーカーから販売されている平皿は、クオリティや機能もしっかりしていて安心です。
- 程よい重みがあって位置がズレづらい
- 端に体重をのせてもひっくり返らない設計
- 岩場のようなデザインで景観にもマッチ
平皿の「悪い点」

一方、平らなタイプのエサ皿にはこういった悩みも付きものです。
- カメがエサの上に乗っちゃう
- エサにウンチやおしっこをしちゃう
- 盛大にエサを散らかしちゃう など
リクガメはしつけることができないため、こればっかりは用品やレイアウトで工夫して解決する必要があります。
平皿の「商品例」

わが家でも使用している平皿はこういった商品です▼
平皿にもいろんなタイプがありますので自分のカメに合ったものを探してみてください。
小さいリクガメには段差が高すぎる場合もあるため、段差が低いものや傾斜がついたものを選ぶとよいです。
「柵皿」でエサ皿の悩みを解消
柵皿とは

柵(さく)のような仕切りが付いたタイプのエサ皿を、ここでは「柵皿」とよぶことにします。
※檻(おり)のようにも見えますがネガティブな印象になってしまうため、柵でいきましょう。
柵皿の「良い点」

私が感じる柵皿の良い点はこちらです。
- 中央付近までリクガメが入り込めない設計のため、“乗り上げ・糞尿・散らかし”といった平皿の悩みを一気に解消
- 1頭によるエサの独占も予防できるため多頭飼いにオススメ
柵皿の「悪い点」

良いことばかりではなく、柵皿の悪い点も記載しておきます。
- エサの散らかり防止にもなるが、散らかるときは散らかる
- 体がぶつかるため、平皿よりも位置がズレやすい
- 小さいカメは間を抜けて内側へ入ってしまう可能性がある
- ステンレス製なので景観に合わない可能性がある
エサ皿のタイプによって良い点・悪い点があるため、わが家ではそれらを考慮して単独飼育には平皿・多頭飼育には柵皿といった使い分けをしています。
柵皿の「商品例」

価格も高額ではないため、エサ皿で悩んでいる方は柵付きタイプを一度試してみるといいと思います▼
わが家で使用しているのは直径14㎝Sサイズですが、他にもMサイズや四角い形状のものもありますので、自分に合ったものを探してみてください。
下記、注意点にもお気をつけください。
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