リクガメのケージ選び方|爬虫類ケージの種類とサイズについて

リクガメの飼育方法

リクガメのケージはどんなものを使用していますか?

「メーカー販売品」「オーダー品」「自分でDIY」などいろんな方法があります。

ここでは、私が使用してきたケージやおすすめのケージ、サイズの選び方などを記載していきます。

リクガメをこれから飼う方や飼育されている方にご参考になればと思います。

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ケージサイズの目安

リクガメの運動量とケージサイズ

まずはあなたのリクガメに合ったケージサイズの目安を知っておく必要があります。

リクガメの運動量は想像よりも多く、朝夕の活動時間になるとエサを探したり1時間ほどケージ内を歩き回ります。

その運動量を考えるとケージサイズは大きければ大きいほどリクガメにとっては良いですが、その分温度や湿度の管理が難しくなります

そのため、飼育部屋のレイアウトや温湿度管理の可能範囲も考えたうえで、飼主とリクガメにとって一番良いサイズを選ぶ必要があります

では飼育しようと思っているリクガメ・飼育しているリクガメは現在どれくらいの大きさなのか、どれくらいのサイズまで大きくなるのかを基準に考えていきましょう。

選ぶべきケージサイズ

結論からいうと、大型種を除いたほとんどのリクガメは幅90㎝のケージを用意することをオススメします。

市販されているケージをみるとだいたい幅60㎝と幅90㎝のものが多く、場合によっては幅120㎝のものまで販売されています。

●小・中型種のヘルマンリクガメやギリシャリクガメ、インドホシガメなどは、およそ20~30㎝ほどまで成長します。

10㎝前後のサイズであれば幅60㎝のケージでも十分飼育は可能ですが、20㎝以上まで成長するとそれでは足りなくなってしまいます。

リクガメの成長に合わせてケージを買い換えるよりも、大きくなったことを考慮したサイズをあらかじめ選ぶのが良いでしょう。

●また、大型種のヒョウモンリクガメやケヅメリクガメ、アルダブラゾウガメは、およそ50~80㎝以上まで成長します。

大きくなるまでは幅90/幅120㎝のケージでも飼育可能ですが、最終的には部屋一つや大きな庭で飼育する必要がありますので注意してください。

メーカー販売品

メーカー販売品はその名の通り、専門のメーカーが製作し販売しているケージ商品です。

プラスチック素材とガラスで製作されているものが多く、強度や質も一定に確保されており安心です。

在庫さえあれば注文して届く期間が短く、すぐにケージが必要な方やこれからリクガメを飼われる方にオススメです

では、実際に私が使用していたケージと、その他おすすめのケージを紹介していきます。

実際に使用していたおすすめのケージ

私がリクガメを飼育し始めたとき、実際に使用していたケースバイケース(みどり商会)を紹介します。

こちらの商品は、専用のパネルヒーターを差し込む隙間専用のライトクリップの取り付け具まで設計されており、初心者のうちでも迷わず用品を買い揃えることができとても便利でした。

▼幅60㎝ケージ

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▼幅90㎝ケージ

こちらが専用のパネルヒーターです。ケースバイケースを購入される場合はこちらもセットで用意することをオススメします。▼

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こちらが専用のライトクリップです。ケースバイケースを購入される場合はこちらもセットで用意することをオススメします。▼

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その他おすすめのケージ

こちらの白いケージも良いなと思います。

黒色もスタイリッシュでかっこいいですが、白いとまた別の存在感もあって可愛らしさや愛着も感じられます▼

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他にはこちらのような観音開きタイプのケージもあり、ガラス戸を外す手間なくメンテナンスを行うことができるため便利と感じます▼

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ジェックス
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しかし観音開きタイプのケージは、中央部分の強度が弱く上に物を置くとたわんでしまいます。またインドホシガメのような多湿環境が必要な場合は、中央隙間から必要以上に湿度が漏れやすいため管理には注意してください。

オーダー品

SNSやフリマアプリなどで木製ケージやアルミケージの製作を取り扱っている職人さんもおり、その方々への制作依頼もひとつの方法です。

ケージの寸法から防水性などデザインや細かな仕様から相談することもでき、制作期間はおよそ2~3週間くらいです。

木製のケージを自作したいけど時間が無い方は一度注文してみてはいかがでしょうか。

ただし、オーダー品はあくまで人が手でつくったものになります。細かな粗や傷が発生してしまう可能性もありますので、気になる方は注意してください。

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自分でケージをDIY

自分でケージをDIYしてしまう方法もあります。

自分好みのデザインやサイズ感を再現しやすく、なにより愛着が湧いてケージから飼育を楽しむことができます

はじめはメーカー販売品のケージを利用し、自分とリクガメの飼育スタイルが安定してくれば、それに合わせて理想のケージをDIYされることをオススメします。

私の場合、インドホシガメの多湿環境用に床面側面すべてを防水仕様にした木製ケージをDIYして楽しんでいたりします。

ムタのかいぬし
ムタのかいぬし

DIYケージの制作について詳しくまとめた記事がありますのでコチラをご参考ください▼

飼育環境の紹介とメタルラック

飼育環境を紹介

ご参考に、コチラが私の飼育環境となります。

このように、複数個のケージを並べる際はラックがあると収納や管理がとても便利です。

ケージを綺麗に並べたり、コンセント類や飼育用品、その他工具などもまとめて収納することができます。

収納や管理にお困りの方はご参考ください。

おすすめのラック

私が使用しているラックはこちらになります。

銀色ではなく黒色の塗装されたもので、部屋に置いてもスタイリッシュに違和感なくレイアウトできるため気に入っています▼

さいごに

●「メーカー販売品」「オーダー品」「自分でDIY」、ケージを用意するにもいろいろな方法があります。

●小・中型種のリクガメには幅90㎝のケージサイズ、大型種のリクガメは最終的には部屋一つや大きな庭など用意することをオススメします。

●これからリクガメを飼育される方はメーカー販売品からはじめ、自分とリクガメの飼育スタイルが安定してくれば、それに合わせて理想のケージをオーダーしたりDYIしたりすることをオススメします。

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